第3高炉に火入れ
2001/05/19


当所第3高炉は、1月19日に「吹き止め」を行い改修工事を実施してきましたが、5月19日に当社関係者、工事関係者ならびに君津、木更津、富津、袖ケ浦の四市長をはじめとした地域関係者など約200人が参集して「火入れ式」を行い、稼動を再開しました。
第3高炉は昭和61年4月に第2次操業を開始して以来、14年7カ月にわたって高レベルの生産を継続してきました(吹き止めまでの累計出銑量43,308千トンは社内記録)。
今回稼動する新「第3高炉」は、炉容積の拡大・水砕設備の増強などの最新技術の結集により、省エネ・長寿命化を実現することとなります。
(写真上=第3高炉概観)
(写真下=火入れする奥村所長)
《参考》
※第3高炉の設備概要
S46年 稼働開始
S57年 吹き止め
S61年 第2次操業 火入れ
H13年 今回(第3次)改修 火入れ
※主要諸元
《改善前》 → 《改善後》
内容積 : 4,063立法メートル → 4,822立法メートル
出銑口 : 4本 → 4本
羽口 : 35本 → 40本
鉄皮保護 シャフト部 :
冷却盤+レンガ積み → ステーブ冷却
炉底側壁 : 散水冷却 → ステーブ冷却