省エネ効果の高い8号酸素プラントが営業運転開始

2007/02/01

8号酸素プラント全景

平成18年2月から、旧転炉サブセンター跡地に建設を進めていた8号酸素プラントが完成し、2月1日から営業運転を開始しました。
所内では、酸素を転炉における「鋼」の製造、高炉操業の効率化のために使用しているほか、アルゴンは製鋼工程での溶鋼攪拌やランスの冷却に、窒素は所内全域で炉内雰囲気ガスや冷却用ガスとして使用しています。
このたび完成したプラントは、所内で使用するこれらのガスを空気から分離精製し、供給する重要な役割を担う一方で、高効率機器の採用によるエネルギー効率改善に加え、酸素全体の利用効率改善を図るプロセス(液化装置)を採用するなど、総合的な省エネプラントとして、製鐵所の一層の省エネ促進に貢献することが期待されます。


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