キャリア教育「職業人に聞く」 先輩として炉材技術室の井上さんが参加 

2017/02/14

職業人の1人として元気にあいさつする井上さん

後輩からの質問に笑顔で応える井上さん


地域の教育施設である学校と公民館が連携し、地域ぐるみで教育の環境づくりを進めています。君津中央公民館では、公民館対象地区内にある周西南中学校と共催して、2015年度からキャリア教育を行っています。昨年度に続き本年度も「職業人に聞く」というイベントが2月14日に周西南中学校で開催され1年生110人が参加しました。

この企画では、中学生が身近な地域の大人とふれあい、さまざまな業種の職業人から働くことについての話を聞く中で、職業に対する興味や関心を高め、働くことの意義を学び、仕事に対するイメージアップにつなげていくことを目的としています。建築士、看護士、保育士、栄養士など12人の職業人による9ブースが設けられ、中学生は関心のあるブースを30分単位で3箇所回り、職業人の方の講義を聞き質疑応答を行いました。

この職業人の1人として、周西南中学校出身の炉材技術室炉材整備課の井上有紗さんが参加しました。井上さんは2010に技能系の女性社員として入社し、以降、炉材整備に携わり築炉技能2級の国家技能検定にも挑戦するなど、前向きに業務に取り組んでいます。井上さんは君津製鐵所や鉄造り、担当業務、プラベートで続けているダンスパフォーマンスなどについて紹介しました。「会社に入っても勉強は終わりではありません。勉強することはたくさんあります。皆さんも夢を持っていろいろなことにチャレンジしてください」と、後輩たちへエールをおくりました。
 





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