新日鉄グループが改質した津波堆積土が災害復旧工事に活用

2012/01/12

 新日本製鐵株式会社および新日鉄エンジニアリング株式会社は、東日本大震災の津波により陸上に大量に打ち上げられ堆積した津波堆積土を建設資材として利用可能な良質な土に再生する試験を、平成23年9月に仙台市宮城野区にて実施しました。この試験で改質した津波堆積土140トンが、この度、国土交通省の仙台港岸壁災害復旧工事の地盤嵩上げ用の路床材として試験活用されることとなりました。

 改質した津波堆積土は、港湾設備の埋戻材料や海岸堤防や道路の盛土材料等に広く有効利用が可能と考えられます。新日鉄グループは、今回の災害復旧工事での活用を機に、国や自治体へ復興資材としての活用を広く働きかけていきます。

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