ヴァイオリンの心地よい響きとコントラバスの低音の魅力に酔いしれる
2007/07/12

能登佳奈子さん(左)と天野浩子さんの演奏

河原泰則さん(右)とライナー・ホフマンさんの演奏
平成5年から毎年開催している東海市民名曲コンサートが7月12日、東海市立文化センターで開催されました。同コンサートは当所と東海市および東海市教育委員会との共催で、地元にゆかりのある音楽家に発表の場を提供し、地域の皆様にも音楽を楽しんでいただきたいという思いから始めたコンサートで、今年で 15回目を迎えました。
第1部は東海市加木屋町出身のヴァイオリニスト能登佳奈子さんとピアニスト天野浩子さん。高校の同級生とあって息のあった演奏を披露、エルガーの「愛のあいさつ」、マスネーの「タイスの瞑想曲」などその響きは心地よく心が潤い、満員の観客から拍手喝采を浴びていました。
第2部では世界的に有名なコントラバス奏者の河原泰則さんとピアノ伴奏で有名なドイツのライナー・ホフマンさんによる演奏。ヘンツェの「コントラバスのためのセレナーデ」やJ.S.バッハの「G線上のアリア」など独奏楽器としてのコントラバスの魅力をオリジナル曲、アレンジ曲の両面から存分に堪能させてくれました。