JHFC愛・地球博水素ステーション開所式 当所の水素も活躍!

2005/03/09

テープカットをする来賓の皆様

水素ステーション/瀬戸北

当社と東邦ガス、大陽日酸が共同で愛・地球博瀬戸会場バスターミナル敷地内に建設していたJHFC愛・地球博水素ステーションが完成し、3月7日、経済産業省 高橋正和氏をはじめ関係者約70名が出席して開所式が行われました。当社からは八木副社長、太田経営企画部長、二村名古屋製鉄所長らが出席しました。
同ステーションは、経済産業省の補助事業である「水素・燃料電池実証(JHFC)プロジェクト」の一環としてエンジニアリング振興協会から委託を受けて3社が建設を進めてきたもので3月25日に開幕する愛・地球博長久手会場~瀬戸会場間を走行する燃料電池バスへの燃料水素を供給します。
同ステーションは当所から発生するコークス炉ガス(COG) を精製して得られる水素をトレーラーで輸送するオフサイト型「水素ステーション/瀬戸北」(新日鉄と大陽日酸が担当)と都市ガスを改良して得られる水素を主に利用するオンサイト型「水素ステーション/瀬戸南」(東邦ガスと大陽日酸が担当)の2基で構成されています。どちらも国内最大の水素供給能力を備え、水素ディスペンサーに燃料電池バス専用の水素充填ノズルを搭載するなど主にバス等の大型車両を対象とした設計となっています。
燃料電池自動車は水素と空気中の酸素を反応させて発電する燃料電池を動力源とする電気自動車の一種で、ガソリン自動車などの内燃機関自動車と同様に燃料を補給して走行できる上、排出ガスがゼロまたは非常に少なく、エネルギー効率の良い事が特徴です。
この日は供給設備からバスに水素を充填する実演と試乗会が行われましたが騒音が少なく静かで乗り心地の良い車でした。


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