愛知県石油コンビナート等防災訓練を当所で開催

 

2016/11/18

  
   11月8日、2016年度愛知県石油コンビナート等防災訓練が当所の製品岸壁西側で開催されました。
   今回の訓練は、石油コンビナート等災害防止および愛知県石油コンビナート等防災計画の定めるところにより、県、市町村、防災関係機関や特定事業所等が参加して、迅速かつ円滑な応急対策訓練等を実施することにより、参加機関相互の協力体制を確立するとともに、事業所従業員の防災意識の高揚を図り、防災対策の充実強化を図ることが目的です。
   訓練には、愛知県はじめ東海市、第四管区海上保安本部、陸上自衛隊、愛知県警察、名古屋市消防局、名古屋地方気象台等、18機関が参加しました。南海トラフを震源とする巨大地震(東海市で最大震度7)の災害を想定して、陸上と海上に分かれて訓練を実施しました。
   陸上訓練では、乗用車からの負傷者の救助・搬送、倒壊家屋からの救助・医療救護、タンク上部からの救出、防油提破損による応急措置・出火防止、タンク火災の消火等に、当所のエネルギー工場および正門自衛消防隊、東海市消防本部、西知多総合病院、東海市臨海工業地帯保安連絡協議会等が協力して行いました。
   また、海上訓練では、大津波警報の周知、被害状況調査、排出油拡散防止および防除、海面火災の消火放水等に、当所のエネルギー工場および正門自衛消防隊、三洋海事㈱、名古屋海上保安部、伊勢湾防災㈱等が参加しました。
   訓練が始まると曇天の空は雨に変わり、張り詰めた緊張感の中で、機敏で迅速な対応を繰り広げた訓練参加者に、主催者である愛知県副知事、東海市長、名古屋海上保安部長等や参観者約300人は真剣なまなざしで見入っていました。


 
負傷者の救助・搬送する当所正門自衛消防隊 タンクに向けて一斉放水する高所放水車
   

 
岸壁の被害状況を調査・報告する
当所エネルギー工場関係者
 放水する消防船「きょくおう」



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