当所で教員が研修


ものづくり体験で文鎮を作製
(教職員地元民間企業研修)

7月28日から8月1日の5日間、東海市の教職員地元民間企業研修として、市内の小学校と中学校の教員1人ずつが当所で研修を行いました。これは教員の世代交代に対処できるミドルリーダーの育成を目的に、企業における人づくりやものづくりの理念を学んでいただくものです。危険体感研修、製造現場および技術研究部の見学を通じて、安全かつ生産を向上させるための職場環境のあり方やものづくり体験の実習等から、企業研修の考え方などを学んでいただきました。

8月7日には東海市内の教員初任者研修の一環として31人が当所を見学。見学者ホールで当所の概況説明を受けたあと、厚板工場、高炉マンテル、製品岸壁などをご覧いただきました。

また、8月7、8日には(財)経済広報センターが主催する教員民間企業研修も行われ、名古屋市内の小学校の先生9人が当所を訪れました。この研修は、教員に企業活動の考え方、環境問題への取り組みなどについて理解を深めていただき、子供たちに伝えていただくものです。研修では、当社・当所の概況、鉄のつくり方とその魅力、環境への取り組み、製造実力向上活動、危険体感などに加え、高炉や厚板工場などの製造現場を見学していただきました。先生方の中には当社を希望されてお見えになった方もおり、講師の話に真剣に聴き入るとともに、「6Sや指差呼称確認など大企業でも基本的なことを徹底していることに感心した。鉄は身近にあり、社会科でもよく出てくるが、その作り方まで教えることが出来なかったので良い機会となった。危険体感研修も自分たちの身近にある危険に気づかされたことが多く、良い経験となった」などの感想が寄せられました。


   
高炉について説明を受ける教員初任者研修の皆さん
危険体感研修で油脂の燃焼を体感(教員民間企業研修)

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