鹿島製鉄所　ガスホルダー復旧のお知らせ

   当社鹿島製鉄所で、昨年3月11日に発生した東日本大震災により損傷した２基のガスホルダーのうち１基が、5月25日に復旧しましたのでお知らせ致します。

   今回新たに設置したガスホルダーは、更なる安全性向上を目指し、ガス漏れ防止のために、ピストンの傾動防止や旋回防止対策を施しました。また、震災の教訓を踏まえ、耐震性を高めた設計により、水平方向の揺れに耐える力が、旧ガスホルダーに比べ2倍以上になりました。加えて、容量を従来の1.5倍に増やしました。この結果、このガスを利用して発電を行っている鹿島共同火力へのガス供給が今まで以上に安定し、資源の有効活用に貢献できると期待しています。

   なお、東日本大震災によって被害にあった設備である原料荷上げ用連続式アンローダーは本年6月上旬、残る1基のガスホルダーは、今年度末の復旧を予定しています。

 

震災によって被害にあったガスホルダー		新設したガスホルダー

以上