災害対策訓練について
2011/11/17
- 住友金属工業株式会社
当社は、本日、東京本社で災害対策訓練を行いました。東日本大震災の教訓をいかして、訓練の方法を変更しました。今年の訓練は、首都圏と和歌山県で震度6弱の地震が相次いで発生したとの想定で実施しました。
当社は、万一大規模災害が発生した場合にも、事業をすばやく再開・継続する体制を整え、お客様をはじめとするステークホルダーの皆様から信頼される会社を目指します。
記 |
本年の災害対策訓練の概要
1.実施日時
2011年11月17日(木) 12時55分~15時30分
2.本年の訓練の特徴
参加者に事前に訓練内容を知らせずに実施しました。
訓練 | 内容 | 東日本大震災の 教訓による進化点 |
東京本社と各製造所 の通信訓練 |
衛星電話、TV会議等を使って、被害情報の集約や支援 体制確立の訓練 |
複数の通信手段で各所を結んだ 通信訓練は初実施 |
営業BCP*訓練 | 製品出荷状況や在庫の状況等を確認する訓練 | 初実施 |
東京本社の代替として、大阪本社での注文入力の訓練 | ||
古賀オール株式会社殿・関包スチール株式会社殿に参加 いただき、当社営業と情報共有する訓練 |
初実施 | |
対策本部要員の入れ 替え |
本部要員の約4割を入れ替え、本部経験者を増やし、 本部要員の外出対策を強化しました。 |
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帰宅者の帰宅方面別 グルーピング訓練 |
従業員が帰宅方面別のグループに集合する訓練 | 初実施 |
3.参加者数
約850人(東京本社全従業員等800人、各所通信訓練関係者15人、営業BCP大阪本社・各所関係者等35人)
以上 |
*BCP(Business Continuity Plan):災害等が発生しても事業を継続するための計画・準備
<参考>当社災害対策訓練(東京)の進化の歩み
年月 | 内容 |
2005年12月 | 帰宅支援道路を使用した徒歩での出社訓練 |
2006年 9月 | 災害対策本部立ち上げ・従業員の安否確認・帰宅支援道路を使用した徒歩での帰宅訓練 |
2007年11月 | 災害対策本部立ち上げ・従業員の安否確認・東京本社営業業務の大阪本社への移管訓練 (受注、製造指示) |
2008年11月 | 災害対策本部立ち上げ・従業員の安否確認・東京本社営業業務の大阪本社への移管訓練 (出荷進捗管理) |
2009年10月 | シナリオ非開示の訓練(災害対策本部立ち上げ・従業員の安否確認等) |
2010年10月 | シナリオ非開示の訓練の深化(災害対策本部要員の未体験者への入れ替え、関係会社参加、 各フロアでの応急措置訓練) |
東京本社災害対策本部の様子
東京本社災害対策本部の様子
帰宅者の帰宅方面別グルーピング訓練