鹿島製鉄所の2基の高炉、通常操業体制復帰のお知らせ

2011/05/02

  • 住友金属工業株式会社

 東日本大震災で被災した当社鹿島製鉄所の2基の高炉の、おのおの40本ずつある羽口(はぐち)が、4月30日、すべて開孔しました。これで鹿島の高炉は通常操業体制に復帰したことになります。今後徐々に出銑量をふやしていくことで、5月末までに鹿島製鉄所全体が通常稼働することを目指してまいります。

3月下旬の送風再開以来実施してきた羽口の開孔作業(第一高炉)


羽口とは:
高炉は縦に長いシャフト型の炉で、内部に鉄鉱石とコークスを交互に積層して、炉の下部から1000℃以上の空気(熱風と呼びます)を吹き込み、鉄鉱石に含まれる酸化鉄を還元します。この熱風吹き込み口が「羽口」で、鹿島の2基の高炉にはそれぞれ40本の羽口があります。
   
  以 上

このページの上部へ

ここからフッター情報です