高効率クラッシュボックス マツダ株式会社殿 新型「アテンザ」に搭載

2008/02/05

  • 住友金属工業株式会社

当社の素材を使用した部品「高効率クラッシュボックス」(以下「高効率C/B」)が、今般、マツダ株式会社(以下マツダ)殿が発売した新型「アテンザ」に、マツダ車としては初めて搭載されました。

クラッシュボックスは、自動車の軽量化、衝突安全性能の確保を目的に、自動車衝突時の衝突エネルギーを吸収する部材です。当社は豊田鉃工株式会社殿と共同で技術開発を行った結果、従来品に比べ2倍以上の衝突性能を持つ「高効率C/B」を2005年に実用化しました。今後、他のマツダ車への搭載も含め、「高効率C/B」の積極的展開を図っていきます。

当社は、「お客様評価№1」を目指す上で、単なる素材提供にとどまらず、自動車などの部品ごとに、お客様とともに付加価値を高める取り組みを強化しています。今後とも、素材メーカーとして総合的なソリューションを提供することで、お客様のニーズにお応えしていきます。

<参考>「高効率C/B」について
クラッシュボックスとは、自動車のフロントまたはリアのサイドメンバー(フレーム)の先端に配置され、衝突時にアコーディオンのように変形し、衝突のエネルギーを効率よく吸収することにより、乗員の安全を確保する部材です

「高効率C/B」は、衝突軸方向に平行に溝を有することを特徴とし、従来品に比べ2倍以上の衝突性能を有します。これにより薄い板厚の素材を適用することが可能になり、自動車の安全性能の向上の他、車体軽量化促進にも貢献できます。

以 上


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