当社チタン事業強化のための体制変更について

2007/11/29

  • 住友金属工業株式会社

当社は、今後世界的に需要拡大が見込まれるチタン事業強化の観点から、下記体制変更を実施することを本日決定しました。

・「製販一体」強化の観点から、当社グループ内の体制変更を実施
・同事業を全社横断的に推進・統括する組織として「チタン事業本部」を設立

1. 背景及び目的
世界のチタン需要は航空機向の需要の拡大に伴い、今後急増する見通しです。
当社グループは、航空機や電力等のチタンを大量使用する産業分野において、お客様のご要望にご満足いただける高度な技術と充実したサービスの提供により、販売量を着実に拡大してまいりました。

今後予想される更なるチタン需要の拡大に対応するため、当社グループは顧客サービスの更なる向上を図り、合わせて当社グループチタン事業の基盤強化を行うため、製造・販売・技術サービスを更に一体化して推進させる本体制変更を実施することと致しました。

2. 体制変更の内容
(1)当社グループ内の組織再編について
・純チタン薄板・厚板事業の販売・技術サービス部門を、鋼板・建材カンパニーから100%子会社である株式会社住友金属直江津(以下、住金直江津)に移管します。

 ・チタン合金棒事業の所管を、鋼板・建材カンパニーから交通産機品カンパニーへ変更します。  
(2)「チタン事業本部」の設立について
・当社グループ全体でのチタン事業一体運営の観点から、当社内に、同事業を推進・統括し事業全体の戦略企画・総合調整を実施する「チタン事業本部」を設立します。

上記2つの施策の実施により、「製販一体化」及び「チタン事業のグループ内一体運営」を同時に実現し、製造・販売・技術サービスが統合された組織体のもとで、お客様のニーズ・市場環境に、より迅速かつ的確に対応していく事業推進体制に変更致します。


※ チタン合金棒の販売・技術サービスのお客様に対する窓口は、住金直江津が交通産機品カンパニーより業務受託し、従前通りチタン薄板・厚板と一体で対応

3.時期
2008年4月1日

4.住金直江津への事業移管の方法
会社分割

<参考>株式会社住友金属直江津 概要
◆本社 :新潟県上越市
◆社長 :増田 秀穂
◆売上高:351億円(07年3月期)
◆従業員:287人(07年3月末現在)

以 上


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