住友金属混声合唱団 全日本合唱コンクール全国大会において
21年連続・通算25回目の金賞受賞

2007/11/15

  • 住友金属工業株式会社

1.全国大会結果について

住友金属混声合唱団(団長:副社長 安藤 力)は、11月11日(日)に東京文化会館大ホール(東京都)で開催された第60回全日本合唱コンクール全国大会職場の部(11団体出場)において、

・ 21年連続金賞(1987年~2007年)受賞。通算25回目の受賞。現在、職場の部での連続金賞受賞記録を更新中。

また、2008年11月に岡山県岡山市で行われる第61回全日本合唱コンクール全国大会職場の部への出場権もあわせて獲得しました。

2.演奏曲について

課題曲:「Dona nobis pacem」(我に平和を与え給え)
(作曲:Edvard Grieg(グリーグ))
作曲者グリーグ(1843-1907)はノルウェーを代表する国民学派の巨匠。今年は没後100年にあたります。本作品は十代後半のグリーグがライプツィヒ音楽院留学中に作曲法の課題として制作されたため、若い情熱と豊かな表現が散りばめられた宗教曲であると同時に、後の作品群とは趣が異なりドイツロマン派の影響の強い作品となっています。

自由曲:「Regina caeli」(天の元后)
「Deus,creator omnium」(神よ、万物の創造者よ) 
(作曲:Miklos Csemiczky(チェミツキ))
作曲者チェミツキ(1954-)は現在活躍中のハンガリー作曲家。2曲は1994年、1997年に作曲されたもので、どちらも形式的にはキリスト教会典礼音楽の形式を踏襲しながらも、それぞれ軽快なリズムと異空間を思わせるアレンジによって現代的でスマートな宗教曲となっています。

課題曲、自由曲ともに宗教曲ですが、本番では上記の違いを表現し、高らかに歌い上げました。

3.住友金属混声合唱団について

1947年、製鋼所の混声合唱同好会と鋼管製造所(現在の特殊管事業所)の泉友会コーラス部を統合し、扶桑金属混声合唱団として創立。1952年、現在の「住友金属混声合唱団」の名称となりました。 全日本合唱コンクール全国大会には通算32回出場。本年まで21年連続金賞受賞。(通算25回金賞受賞。)
コンクール以外では、ほぼ4年に1度のリサイタルを行なってきた一方で、東京、鹿島、和歌山、小倉の各事業所所在地での演奏会を開催。また、島根県隠岐島や福島県郡山市にて招待演奏会に出演。チャリティコンサートにも出演するなど、社会的にも活動の場を広げています。
2004年9月には、中国上海市の上海大劇院において、大阪市と上海市の友好都市提携30周年記念事業として開催された「ジャパンハーモニー・上海」に、大阪市からの派遣要請を受けて参加し、その演奏について、ご来場いただいた中国の方々、現地駐在の日本人の方々、専門家等からも高い評価を受け、日中の文化交流に寄与しました。

以 上


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