鹿島製鉄所がJISHA方式適格OSHMS認定更新審査に合格、更新認定証を授与

2006/05/18

  • 住友金属工業株式会社

当社鹿島製鉄所は、JISHA(*1)方式適格OSHMS(*2)認定の更新審査に合格し、本日、中央労働災害防止協会より更新認定証を授与された。

平成15年5月、鹿島製鉄所が他業界の8事業所とともに初のJISHA方式適格OSHMS認定を受けた。この認定の有効期間は3年で3年毎に更新審査を受ける制度となっている。なお、当社の他事業所(㈱住友金属直江津、㈱住友金属小倉、㈱住金鋼鉄和歌山を含む)も鹿島製鉄所に続き認定を取得しており、順次認定更新審査を受ける予定としている。鉄鋼大手では、認定を受けている事業所は当社のみとなっている。

当社は、「安全は従業員福祉の原点であり、全ての管理の基本である」との考え方の下、労働災害の撲滅を経営の重要課題と位置付けて取り組んできた。その中で、わが国の産業界において最も基本的な安全衛生施策となったKY(危険予知)活動を開発するなど、わが国の安全衛生施策に先進的な役割を果たしてきた。当社は、製造業における安全衛生管理は、事業の基盤であり、最重要の課題であると認識しており、今後も継続して一層の安全衛生管理向上に取り組んでいく。

鹿島製鉄所では、「基本安全衛生管理制度」などを軸にした長年の安全衛生活動に加え、OSHMSの考え方に基づいたリスクアセスメントによる危険有害要因の除去低減に努めるなど、諸制度・諸活動を充実させ、積極的な安全衛生管理を行ってきた。
このように、製鉄所一丸となった取り組みを行ってきたが、残念ながら労働災害ゼロを達成するには至っていない。今回の認定更新を機に一層安全衛生管理を充実させ、無災害製鉄所を目指しての取り組みを強化していく。

<参 考>
認定証授与式
日時: 平成18年5月18日(木) 14:20~
場所: 東京国際展示場(東京ビックサイト)
(5月17日(水)~19日(金)まで、中央労働災害防止協会主催の「安全健康快適フェア2006」が同会場において開催されており、そのステージにおいて授与式が行われた。)

(*1)JISHA :中央労働災害防止協会
(*2)OSHMS:労働安全衛生マネジメントシステム
ILO「労働安全衛生マネジメントシステムに関するガイドライン」や厚生労働省「労働安全衛生マネジメントシステムに関する指針」(労働省告示第53号)に示された労働安全衛生管理のシステム。安全衛生基本方針を明確にし、安全衛生管理を計画的継続的に向上させていくことが求められている。世界の多くの国々で効果的な安全衛生管理システムとして認識され、その整備が推進されてきている。

以 上


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