西豪州ローブ・リバー ジョイントベンチャーの鉄鉱石積出港の拡張
2012/09/25
新日本製鐵株式会社(社長:宗岡正二、以下「新日鐵」)と住友金属工業株式会社(社長:友野宏、以下「住金」)は、世界有数の鉱物資源会社リオ・ティント社(豪・英)と西豪州で共同運営を行う鉄鉱石事業 ローブ・リバー ジョイントベンチャー(以下Robe JV)において、鉄鉱石積出港であるケープ・ランバート港の年間出荷能力を更に70百万トン追加すると共に、既存の港湾付帯設備を更新する拡張投資(「本追加拡張」)の推進を決定しました。
ケープ・ランバート港は現在、年間出荷能力を80百万トンから1億33百万トンに向け拡張中ですが、本追加拡張によってケープ・ランバート港の出荷能力は2億3百万トン(2015年(暦年)上期に初出荷予定)となります。本追加拡張はRobe JVの承認を経て、実行される予定です。
また、本追加拡張と合わせ、Robe JV鉄鉱山(Robe River 鉄鉱山及びWest Angelas 鉄鉱山)からの供給増も検討しており、今後も鉄鉱石の供給能力拡充に貢献していきます。
【Robe JV概要】
1. 設立沿革:
1972年@ @Robe River 鉄鉱石出荷開始
1977年@ @新日鐵/住金が資本参加
2000年@ @リオ・ティント社がNorth社を買収し資本参加
2002年@ @West Angelas 鉄鉱石出荷開始
2009年@ @ケープ・ランバート港拡張(57百万トン→80百万トン)
2010年@ @Mesa A鉱区鉄鉱石出荷開始
2010年@ @Robe JV鉄鉱石累計出荷量10億トン達成
2010年@ @ケープ・ランバート港拡張決定(80百万トン→1億33百万トン)
2. 出資比率:
リオ・ティント社53%、三井物産33%、新日鐵10.5%、住金3.5%
お問い合わせ先
新日本製鐵株式会社 総務部広報センター TEL 03-6867-2146
住友金属工業株式会社 広報・IR部広報グループ TEL 03-4416-6115