モザンビーク共和国鉱物資源大臣が君津製鉄所をご視察

2012/02/22

ビアシュ大臣(右)と藤野君津製鉄所長が握手

第四高炉を視察されるビアシュ大臣御一行

 モザンビーク共和国のビアシュ鉱物資源大臣ら関係者12人が、2月18日、石炭関連施設の視察として君津製鉄所を訪問し、コークス工場、第四高炉、熱延工場を視察されました。

 モザンビーク共和国は、アフリカ南東部に位置する日本の約2倍の面積の国で鉱物資源が豊富なことから近年注目を集めています。今回のビアシュ大臣らの来日は経済産業省が招聘したもので、2月16日には枝野経済産業相とビアシュ大臣が経産省で会談し、資源分野での協力強化を盛り込んだ覚書を交わしました。これにより、石炭や石油・天然ガス、レアメタルなどの資源分野で、日本企業による探鉱や開発への参入が今後円滑に進められるものと考えられます。

 モザンビークの原料炭は1級の強粘結炭であり、採掘条件も良好で、埋蔵量も大きく、海岸にも比較的近いという好条件を備えています。今後、インフラ開発により2020年ころまでに50百万トン超の供給力を備えるポテンシャルがあり、将来的な重要な調達ソースとして期待されています。

 当社は、同国でのレブボープロジェクトに23.3%を出資、現在は採掘権を申請中であり、採掘権を得次第、開発を決定し、2014年~2015年には出炭を開始する予定です。


(お問い合わせ先)総務部広報センター TEL:03-6867-2135

                         以 上


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