2011年度版「環境・社会報告書-Sustainability Report-の発行

2011/10/04

○今般、当社は「環境・社会報告書―Sustainability Report-2011」を発行致しました。
 「アニュアルレポート2011」(8月末発行済)と併せて、「環境・社会・経済」をカバーする
  “CSR報告書“としてご覧ください。

○本年度版の主な特徴と内容は、下記の通りです。
1.手に取って頂いた皆様に興味を持って頂くために、前半は判りやすい読み物を中心とした「特集」で
  構成し、後半を「環境・社会性報告」として編集しました。

(1)巻頭コラムとして、宇宙の誕生から現代、更には未来に亘る迄、「地球は鉄の惑星であり、鉄は
   文明の要」であることを、豊富な事例を用いて紹介しました。【P4~5】

(2)「Fe-Future environment ®、鉄がつくる地球の未来」と題して、読み物特集を構成し、身の回り(人、
   家、車、街、日本、リサイクル)から世界、宇宙に至るまで、当社グループのエコプロセス、
   エコプロダクツ、エコソリューションが、あらゆるところで役立っていることを数多く紹介しました。
   【P6~17】

(3)「東日本大震災の当社グループへの影響と復旧・復興への取組み」について、電力供給、夏季節電
   対策、釜石での復旧・復興(含む新日鉄エンジニアリング、新日鐵化学)の取組みを紹介
   しました。【P20~21】

2.基本報告を「マネジメント体制」、「環境報告」、「社会性報告」の3部構成としました
(1)「マネジメント体制」では、コーポレート・ガバナンス、コンプライアンスついて報告しました。

(2)「環境報告」では、地球温暖化対策、循環型社会の構築、環境リスクマネジメント、環境マネジメント
   システム、環境・エネルギーソリューションの推進について報告しました。

 ①新日鉄グループとして2010年度のエネルギー消費量は対1990年度比▲6.0%削減、CO2排出量は
  同▲6.1%削減 の70.3百万トンとなりました(昨年同様、関連電炉会社等5社を含む
  グループとしての報告)

 ②2010年度の環境保全コストは、大気汚染防止対策の大型投資が一段落した結果、設備投資額合計
  は366億円(設備総投資額の約8%)でしたが、1973年以来、2010年で環境対策累計投資額は
  6000億円を超えました。
  また、経費は607億円で、設備投資・経費共にハイレベルを継続しています。

(3)「社会性報告」のなかで、様々なステークホルダー(利害関係者)に対する活動の記載を充実
   させ今後の方針を記載しました。
 ①地域社会とともに・・・地域との環境保全協定、地域の景観に溶け込む「郷土の森づくり」

 ②お客様・調達先の皆様とともに・・品質保証・品質管理、サプライチェーンマネジメント

 ③株主・投資家の皆様とともに・・個人株主説明会・製鉄所見学会、住友金属工業との経営統合
  検討開始、情報発信の充実、株主構成、コラム;IRグループからのメッセージ

 ④未来を担う子どもたち・学生とともに・・・たたら製鉄実験、環境教育、インターンシップ、
  子供向けWEBサイト

 ⑤従業員とともに・・・人材育成・人事処遇、次世代支援やシニア雇用制度、安全推進組織の強化など

 ⑥社外団体・NGOとともに、⑦さまざまなコミュニケーション活動、⑧社外からの表彰、など

 *発行予定部数は2万1千部。
  当社のホームページを通じて公開。英語版は11月下旬を目処に完成予定。
 *当社ホームページ(「環境経営」)http://www.nsc.co.jp/eco/report/index.html


(本件に関する問い合わせ先) 環境部 能勢(の  せ)TEL 080-5886-7283
                         篠上(しのがみ)TEL 080-5886-7284


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