釜石製鉄所　自社港湾設備の一部復旧について～本日、石炭揚陸設備とパイプコンベアの稼働を再開～

当社釜石製鉄所では、東日本大震災により損傷し復旧作業を行ってきた自社港湾・物流設備に関して、石炭揚陸設備と卸電力発電設備まで石炭を輸送するパイプコンベア設備について、本日、稼働を再開いたしました。
　両設備の稼働再開に伴い、より確固たる卸電力発電設備の安定操業体制が確立されることとなります。釜石製鉄所電力工場は、岩手県で最大の出力規模を有し、県内の一般世帯の電力需要の約4割をまかなうことが可能です。今後も電力需給のひっ迫が想定される状況下、引き続き電力工場の安定操業を通じ、電力の安定供給に努めていきます。
　また、自社港湾設備の完全復旧に向けては、今年度末を目途として、残る線材製品の出荷設備の復旧に万全の体制で取り組んでいるところです。

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