釜石製鉄所電力工場が営業運転を再開
2011/07/01
当社釜石製鉄所電力工場(東北電力㈱への電力卸供給、契約電力13.6万kW)が、本日7月1日に営業運転(契約電力のフル送電)を再開しました。
釜石製鉄所電力工場は、3月11日に発生した東日本大震災により緊急停止し、石炭燃料を受け入れる専用岸壁、揚陸設備が損傷を受けました。その後、今夏の電力需給逼迫の緩和に貢献するべく、早期の再稼働を目指し、設備の健全性を確認するとともに、公共埠頭の活用等による石炭燃料の物流体制の構築を進め、6月下旬より試験運転を行ってきました。
釜石製鉄所電力工場は、岩手県で最大の出力規模を有し、県内の一般世帯の電力需要の約4割をまかなうことが可能です。電力不足が懸念される状況下、電力工場の安定操業を通じ、電力の安定供給に努めていきます。
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