ハイパービーム(外法一定H形鋼)の市販構造計算プログラムへのサイズ組み込みが実現

2010/08/25

 新日本製鐵株式会社(社長:宗岡 正二)が開発したハイパービーム(外法一定H形鋼)がこのほど、構造計算プログラムメーカーのユニオンシステム株式会社(社長:𠮷田 博史)が開発した一貫構造計算プログラム「Super Build/SS3」、株式会社構造システム(社長:加藤 准一)が開発した一貫構造計算プログラム「BUS-5」、任意立体形状の弾塑性解析プログラム「SNAP」、に組み込まれました。

 ハイパービーム(外法一定H形鋼)は、梁高さ・梁幅一定により設計簡素化と加工効率化を実現し、大断面サイズを中心とした豊富なサイズバリエーションと優れた寸法・形状精度、正確なデリバリー等で、お客様から信頼を得てまいりました。

 この度、建築市場における同製品の一層の普及を図るため、構造計算プログラム分野で高いシェアを持つ両社に協力を得たうえで、ハイパービームの諸元(寸法、断面性能、材質等)をプログラムに組み込むことにしました。

 これにより、上記プログラムではハイパービームを利用して構造設計をする場合、従来のように、そのつど、細かく、多岐にわたる鋼材の諸元を入力することなく、同プログラムに付属する「鋼材データベース」上から、ハイパービームのサイズを選択するだけで、諸元がすべてクリックひとつで柱やはりなどに設定でき、建物入力データへ反映されます。このため、入力ミスを防げるだけでなく、構造設計の効率も高めることも期待されます。

*ハイパービームは新日鉄の登録商標です。

(お問い合わせ先) 広報センター TEL:03-6867-2135

                           以 上


このページの上部へ

ここからフッター情報です