豪州フォックスリー炭鉱の権益取得について
2010/08/05
新日本製鐵株式会社(所在地:東京都千代田区、社長:宗岡 正二、以下 新日鉄)は、伊藤忠商事株式会社(所在地:東京都港区、社長:岡藤 正広、以下 伊藤忠商事)から、同社が豪州子会社経由で保有する豪州クィーンズランド州フォックスリー(Foxleigh)炭鉱ジョイントベンチャー(以下 JV)の権益10%を全量購入致しました。
フォックスリー炭鉱は、平成12年に操業を開始し、高品質のPCI(高炉への微粉炭吹き込み)用原料炭を年間約250万トン生産しており、同JVは世界的な資源会社であるAnglo American社、韓国の製鉄会社であるPOSCO社、伊藤忠商事の各豪州子会社によってこれまで運営されてまいりました。当社の権益取得は、連結子会社であるNippon Steel Australia Pty. LTD(以下 NSA)が伊藤忠商事の豪州子会社からその権益を購入することにより実行致しました。
今回のフォックスリー炭鉱JVの権益取得は、当社として初めての高品質PCI用炭の権益確保により、将来にわたり当社の原料安定調達に寄与するのみならず、Anglo American社との更なる関係強化及びPOSCO社との戦略的提携関係の深化を通じ、当社のグローバル・プレーヤーとしての事業基盤強化にも資するものと考えております。
<フォックスリー炭鉱JVの概要>
1.炭鉱所在地(別紙)
2.権益構成
新日鉄 10%
Anglo American社 70%
POSCO社 20%
(それぞれ豪州子会社を通じての権益保有)
3.生産量
250万トン/年(PCI用炭)
(お問い合わせ先)
総務部広報センター Tel:03-6867-2135, 2146, 2147
以 上