君津製鉄所コークス累計生産量1億5千万トン達成

2010/06/16

 新日本製鉄株式会社君津製鉄所(藤井康雄所長)は、6月14日、コークス累計生産量で1億5千万トンを達成しました。昭和43年10月のNo1コークス炉の稼働開始から41年8カ月での記録達成です。

 コークス生産1億5千万トンは当社製鉄所の中で最初の達成となります。コークスは全て4基のCDQ(乾式消火設備)で排熱回収処理されており、省エネによる環境改善に配慮しながらの達成です。

 昭和59年に5千万トン、平成9年に1億トンに到達し、そこから13年を経て今日に至っています。この間、石炭事前処理設備(平成9年)、1-3炉FA化設備(平成13年)を立ち上げ、安価原料の増使用と省エネ、省力化を図り、コスト競争力を高めてきました。

 また、自社開発した炭化室の高効率診断・補修装置(DOC;Doctor of Coke Oven)を導入し(平成19年)、劣化が進行するコークス炉の計画的な保全に取り組み、保有する469窯すべてを健全に稼働し、近年の高需要に応えてきました。

 君津製鉄所製銑関係者は、足元の高出銑を維持するべく、次なる節目である2億トンの早期実現に向けて、新たな活動を開始しています。

                          以 上


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