高級鋼の製造対応力強化～君津製鉄所製鋼脱ガス設備が本格稼働～

　当社は、拡大する高級鋼需要への製造対応力を強化するため、君津製鉄所にて、鋼の二次精錬設備である脱ガス設備の増設を進めてきましたが、昨日、本脱ガス設備が本格稼働を開始しました。
　脱ガス設備は、溶鋼中の水素、炭素を除去する設備で、エネルギー向け厚板鋼板や自動車用鋼板等の高級鋼の製造に必要な設備のひとつです。
　脱ガス設備については、２００７年に八幡製鉄所及び名古屋製鉄所において１基ずつ増設を完了しており、今回の君津製鉄所での増設・本格稼働により、一貫での高級鋼対応力が一層強化されることになります。

＜設備の概要＞
・内容　　　：　真空脱ガス設備　１基　（君津製鉄所では４基目）
・目的　　　：　高級鋼需要の拡大に対応した精錬（脱ガス）能力の向上
・設備能力　：　約２００万トン／年
・投資額　　：　約１００億円


（本件に関するお問い合わせ先）
総務部広報センター　ＴＥＬ：０３－６８６７－２１３５
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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