BNA溶融亜鉛メッキ鋼板設備の新規稼働について

2010/02/09

新日本製鐵株式会社、宝山鋼鉄株式有限公司、アルセロール・ミタルの3社が合弁で上海市に設立した、中国における高級自動車用鋼板供給基地であるBNA(宝鋼新日鐵自動車鋼板有限公司)は、中国の自動車マーケットの急速な拡大を受けた自動車用高級鋼板需要に応えるため、第3溶融亜鉛メッキライン(No.3CGL)を当初の予定を2カ月前倒し、2010年2月1日に新規稼動させました。

新ラインは、現在のNo1.CGLラインと同タイプの新鋭ラインで、生産能力45万t/年の高級自動車用メッキ鋼板を生産するものです。

新ラインの稼働により、すでにフル稼働しているNo1.CGL(45万t/年)、No.2CGL(35万t/年)と合わせ、中国における高級自動車用鋼板製造拠点としては最大規模となる年産125万tの安定供給体制を構築いたしました。

当社は、これからも急拡大する中国自動車市場における高級鋼板のNo.1サプライヤーとして、需要家のニーズに対応してまいります。

(参考)BNAの概要
○社名:宝鋼新日鐵自動車鋼板有限公司(日本名)
    Baosteel-NSC/Arcelor Automotive Steel Sheets Co.,Ltd(英語名)
○事業内容:自動車鋼板(冷延鋼板、溶融亜鉛メッキ鋼板)等の製造・販売
○製品:冷延鋼板、溶融亜鉛メッキ鋼板
(主として自動車向け。一部、家電・建材向けを含む。)
○従業員:約650名
○登録資本:30億元
○出資比率:宝鋼50%、新日鉄38%、アルセロールミタル12%


(問い合わせ先) 総務部広報センター  TEL:03-6867-2135, 2146, 2147

 


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