新日鉄・韓国ポスコ合弁の乾式ダストリサイクル・還元鉄生産プラント(RHF)が竣工

2009/11/27

 新日本製鐵株式会社(以下、新日鉄)と株式会社ポスコ(以下、ポスコ)が、戦略的提携施策の一環として、ポスコの浦項・光陽両製鉄所で、両社合弁にて建設を進めてきた、乾式ダストリサイクル・還元鉄生産設備の竣工式典が、11月25日に浦項製鉄所にて行われました。
 今後、合弁設備で生産される還元鉄を両社で活用していきます。


<乾式ダストリサイクル・還元鉄供給に関する共同事業の概要>

1)両社は、ポスコの製鉄所にて発生する乾式ダストの有効活用を目的として、2008年1月に、乾式ダストをリサイクルし還元鉄を供給する合弁会社を設立。

【合弁会社概要】
会社名:POSCO-NIPPON STEEL RHF Joint Venture Co., Ltd.(略称:PNR)
資本金:約50億円
出資比率:新日鉄30%、ポスコ70%、
総投資額:約160億円

2)合弁会社のプラントとして、ポスコの浦項・光陽両製鉄所構内に、ダスト処理能力20万トン/年の新日鉄型のリサイクル設備(Rotary Hearth Furnace:以下RHF)を、1基ずつ合計2基建設。浦項製鉄所の設備は2009年9月に、光陽製鉄所の設備は今月稼働開始。生産される還元鉄を両社で活用。

3)新日鉄グループで確立された技術を基盤に、両社が協力してRHFの建設・操業及び還元鉄供給を行うという、鉄源創出の新たなビジネスモデル。

4)両社は当該プロジェクトを国連CDM理事会にCDMプロジェクトとして共同申請予定。


(お問い合わせ先) 
総務部広報センター TEL:03-6867-2135

以 上

〈別紙:RHFについて〉


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