ニッテツスーパーフレーム工法(新日鉄のスチールハウス)による首都圏最大家族寮建設(日鉄住金建材㈱社宅)

2008/12/09

日鉄住金建材(株)の社宅を「ニッテツスーパーフレーム工法」で建設
~首都圏で最大規模の社宅~

 新日本製鉄株式会社(以下 新日鉄)が展開する住宅工法「ニッテツスーパーフレーム工法(以下NSF工法)」(*)を採用した日鉄住金建材(株)(代表取締役社長 小山 巖)の社宅(3F 建、51 世帯、延床3,843 ㎡、以下 川崎社宅)が、この度、神奈川県川崎市で完成しました。設計・施工は太平工業(株)(代表取締役社長 澤田靖士)が担いました。建設規模としては、首都圏で最大規模の社宅物件となります。
 川崎社宅では、新日鉄のNSF工法に加えて、日鉄住金建材(株)の住宅関連製品(建築建材製品や景観材製品)を盛り込んでいます。
 現在、NSF工法の用途として、一般戸建住宅用途での普及に加え、法人の福利厚生施設である寮、社宅、研修施設等の需要が拡大しています。本物件の経験を活かし、市場への普及を図って参ります。

(1)日鉄住金建材㈱ 川崎社宅
 ・ニッテツスーパーフレーム工法、3階建 3棟 51戸、(集会室×1) 延べ床面積 3,843㎡ 75㎡/戸(3LDK)
 ・施主:日鉄住金建材㈱
 ・設計・施工:太平工業㈱
 ・スケジュール:平成20年7月着工、12月完工

(2)日鉄住金建材㈱による商品概要
 ・スーパーEデッキ::共用廊下、バルコニーに型枠用合成床版
 ・ファインX(エックス):外壁ルーバーに、日鐵ファインフロアから進化したデザイン性を備えた新時代の多機能建材
 ・デザインポール:街路灯に回転圧延(スピニング)による加工法を用いた、デザイン性の高い照明柱
 ・Nステラフェンス:外構には、景観を重視し、表裏間のないデザイン性メッシュフェンス
 ・意匠鋼板:屋根に高度な耐候性を有するフロールボンド、ユニットバス壁材に高意匠のアートボンド

(*)ニッテツスーパーフレーム工法(NSF広工法)とは
 NSF工法は、2001 年に告示化された「薄板軽量形鋼告示」に則った枠組壁工法であり、スチールハウス協会が普及促進をはかってきた「KC型スチールハウス」を、当社独自の開発により防耐火・遮音・温熱性、耐久性など諸性能と使い勝手を大幅に向上させた工法です。1時間耐火認定、3階建設計法、遮熱仕様、遮音仕様が織り込まれます。NSF工法は、外壁パネル及び床パネルの構造面材及び外壁材に高炉スラグを主原料とした窯業系面材を使用し、躯体構造用の薄板軽量形鋼とともに、主要構造に循環環境型部材を活用した環境適合型工法となっています。鉄骨構造と外張断熱通気工法の組み合わせにより、耐久性・耐震性・省エネルギー性などの住宅性能において、優れたパフォーマンスを発揮します。           

<お問い合わせ先>
新日本製鉄(株)住宅建材開発グループ 電話 03-3275-5064 juhtaku@nsc.co.jp

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