タイにおける冷間圧造用鋼線の製造・販売会社の開業について

2008/02/12

新日本製鐵株式会社(以下、新日鉄)が、松菱金属工業株式会社、宮崎精鋼株式会社、株式会社サンユウ、豊田通商株式会社、株式会社メタルワン、鈴豊精鋼株式会社と合弁で、タイに設立した冷間圧造用鋼線の製造・販売会社「 Nippon Steel Bar & Wire(Thailand)Company Limited(以下、NBCタイ)」の開業式が、2月11日に同社工場敷地内にて開催されました。

開業式には、市の関係者、需要家、株主関係者など約100名が参加し、盛大に執り行われました。

NBCタイは、自動車向けの重要保安部品のボルト・ナット類(ファスナー)の材料である冷間圧造用鋼線の製造・販売会社として2006年12月に設立されました。昨年9月に稼動を開始し、その後、日系部品メーカーを始めとする需要家での品質認証の取得を進めながら、順調に立ち上がってきております。

タイには早くから日系部品メーカーが数多く進出しており、ファスナーの現地生産比率が世界で最も高い地域になっております。日系自動車メーカー各社は、今後ともタイでの生産を拡大していくことから、現地における冷間圧造用鋼線の需要は拡大していくと見込まれています。新日鉄は、NBCタイを通じて、この伸び行く需要を捕捉していくとともに、高度化する品質要求やデリバリーニーズにも応えていきます。

【NBCタイの会社概要】
会社名 :Nippon Steel Bar & Wire(Thailand)Company Limited
所在地 :Rayong県Eastern Seaboard Industrial Estate内
代表者 :永瀬勝典
株主構成:新日鉄(28%)、松菱金属(14%)、
宮崎精鋼(14%)、サンユウ(14%)、豊田通商(12%)、
メタルワン(10%)、鈴豊精鋼(8%)
資本金 :2億3000万バーツ(約7億円)
投資額 :約18.5億円
設立  :2006年12月
稼動開始:2007年 9月
生産能力:約40千㌧/年

(本件に関するお問い合わせ先)
 総務部広報センター TEL:03-3275-5022,5023

以 上

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