世界最大級の鉄鉱石専用輸送船「BRASIL MARU」が竣工

2007/12/11

竣工したBRASIL MARUの全貌

竣工式の様子

 当社のブラジル鉄鉱石を輸送する鉄鉱石専用船「BRASIL MARU(ぶらじる丸)が竣工し、12月7日に命名・引渡式が千葉県の三井造船㈱千葉事業所で行なわれました。
 本船は、日本で唯一、満載状態で30万トン超の大型船の受け入れが可能な大分製鐵所の大水深港湾設備をフル活用し、ブラジルからアジア向けに鉄鋼原料を輸送する専用船としては初めて30万トンを超える世界最大級の原料船です。
 また、船名の「BRASIL MARU」は、かつて南米航路で輝かしい歴史を刻み、日本とブラジルの友好の象徴である「初代ぶらじる丸」「二代目ぶらじる丸」の名を継承しております。
 当社は、今後も超大型船の導入を通じ、鉄鋼原料の長期安定的かつコスト競争力ある輸送体制を整えていきます。

●「BRASIL MARU」の概要
  積載数量 327,180トン
  全  長 340メートル
  全  幅 60メートル
  建  造 三井造船株式会社
  船  社 株式会社商船三井

●輸送契約
  契約当事者 新日鉄-商船三井間
  契約期間 22.5年
  輸 送 量 年間 約140万トン


以 上


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