『鉄の未来が見える本』を発行

2007/01/17

新日本製鉄(株)(社長: 三村明夫)では、このたび、当社の「ものづくりの魅力」をわかりやすく紹介した『鉄の未来が見える本』(新日本製鉄編著)を発行いたしました。これは、日本実業出版社が発行する「Visual Engineering図解○○がわかる」シリーズの最新刊です。

(1)大好評『鉄と鉄鋼がわかる本』の世界をさらに知っていただくために
『鉄と鉄鋼がわかる本』でご紹介した世界を、もっと知りたいという皆様のご要望に応えて、『鉄の未来が見える本』(『鉄と鉄鋼のわかる本』vol.2)を出版しました。
第一巻の『鉄と鉄鋼がわかる本』では、鉄の生い立ちや、製鋼・圧延技術、溶接のメカニズム、組織制御など、サイエンスに裏打ちされた鉄づくりの基本となる技術についてわかりやすく解説し、2004年11月の発行以来、読者の皆様から「これまでこのようにわかりやすい本がなかった」「鉄の世界を身近に感じた」といった感想を数多くいただきました。おかげさまで、2006年10月に第10刷が発行され、発行部数は、金属分野の書籍としては異例の28,500部におよぶ実績となっています。
第二巻『鉄の未来が見える本』では、さらに一歩進めて、素材としての鉄の特徴や可能性、鉄の優れた特性を活用する「現代錬金術の技」を、「線材」「棒鋼」「電磁鋼板」「ステンレス」をテーマに紹介します。

(2)本書の構成~「鉄の魅力」がぎっしりつまっています
難しくなりがちな内容についてビジュアルを用いてわかりやすく説明し、最先端の鉄づくりの面白さの「エッセンス」を、以下の構成で紹介しています。
●第1章:「世の中の材料」を俯瞰し、「鉄」がどのような存在なのかを探る
●第2章:幅広い性質を発現する「鉄」の特徴や可能性を探る
●第3章:高強度の最先端をいく「線材」
●第4章:高強度と高機能を実現する「棒鋼」
●第5章:鉄の磁性を活かした「電磁鋼板」
●第6章:錆に負けない鋼「ステンレス鋼」
●第7章:「鉄に願いを」をテーマに、さまざまな分野で鉄に関わる8名の方々からのメッセージ
本書は、新日鉄の営業PR誌『ニッポン・スチール・マンスリー』に連載の「モノづくりの原点-科学の世界」シリーズを再編集したもので、監修は、新日鉄技術開発本部の伊藤叡(フェロー)、久保田猛(鋼材第一研究部主幹研究員)、樽井敏三(鋼材第二研究部主幹研究員)、蟹澤秀雄(棒線事業部室蘭製鉄所製品技術部部長)、当社グループの新日鐵住金ステンレス株式会社研究センター長の平松博之があたりました。

(3)概要
1)発 行 :2007年1月 編著者/新日本製鉄 発行者/日本実業出版社
2)仕  様:A5並製 176ページ オールカラー
3)定  価:1,890円(税込み) 初版8,000部
4)購入方法
1/20頃より全国主要書店に配本されますので、最寄りの書店でお買い求めください。
  
お問い合わせ先:
新日本製鉄(株)総務部広報センター 庄司、各務
TEL 03-3275-5556,5098


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