環境寄与度世界ランキングで新日鉄が10位に

2006/03/30

新日本製鐵株式会社は、米国の環境保護団体、投資関係団体からなる連合組織”Ceres”(セリーズ)(*1)がこの度公表した環境寄与度世界ランキングで、日本企業中最上位の10位にランキングされました。

Ceresは、温暖化ガスと関連が深いエネルギー、産業、運輸の3部門で米国に主要拠点を持ち、かつグローバルに事業を展開している主要企業100社を対象に、環境への取組み内容・実績等を5つのカテゴリー(*2)から総合的に評価、ランキング付けを行い、初めて公表しました。

当社は、中長期での戦略的な取組み(*3)、二酸化炭素の削減実績(*4)等で高い評価を受け、今回評価対象となった日本企業並びに世界の鉄鋼会社の中で最上位の10位との評価を受けました。

当社は今後も、世界最高水準のエネルギー効率を追求するとともに、グローバルな観点から地球温暖化対策を推進していきます。


(*1) Coalition for Environmentally Responsible Economies(環境に責任を持つ経済のための連合)、1989年に設立され、企業の環境保全に関して様々な提言を行い、投資先企業の環境対策に株主として積極的に関与している著名な団体。
(*2) 取締役会による監督、マネジメントの遂行、情報公開、排出削減、戦略的な取組み
(*3) 2010年の京都議定書温暖化ガス削減目標達成に向けた省エネルギーの取組み、京都メカニズム(CDM、炭素基金)を活用した地球規模での温暖化ガス削減への取組み、長期的なエネルギービジョンに向けた水素の製造・輸送技術やCO2分離・貯留技術の開発 等。
(*4) 1990年と2004年の対比で、粗鋼生産が4%増加した状況下で6.2%(▲4百万㌧)のCO2削減を実現

(参考)Ceres公表URL:http://www.ceres.org/pub/publication.php?pid=84

                 (お問い合わせ先)
                  総務部広報センター 鈴木
                  TEL 03-3275-5021


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