タイＰＴＴ－ＥＰ社アーティットフィールドにおける天然ガス開発プラットフォーム及び海底パイプラインの受注について

新日本製鐵株式会社（社長　三村明夫）鉄構海洋・エネルギー事業部（事業部長　藤田泰）は、このたびＰＴＴ－ＥＰ社（PTT Exploration and Production Public Company Ltd.本社：タイ/バンコク）からタイシャム湾のアーティットフィールドに新規に建設される複数の天然ガス開発用プラットフォーム（約19，000MT）及びパイプライン（92km）の調達、製作、据付工事を受注致しました。調達及び製作は当社タイ子会社であるThai Nippon Steel Constructionが担当し、据付工事は新日鐵の施工船にて行います。

今回はアーティットフィールドのキャンペーン２と呼ばれる開発に関する受注となりますが、当社は同フィールドのキャンペーン１開発においても3基のプラットフォームの製作を手がけております。

また、アーティットフィールドに隣接し、同様にＰＴＴ－ＥＰ社が開発するボンコットフィールドのプラットフォーム及びパイプラインについても受注しており（2005年9月12日付けNews Release参照）、ＰＴＴ－ＥＰ社からは継続的な発注を受けております。

なお、新日鐵／同事業部はタイ・インドネシア・マレーシア・シンガポール等に拠点を構え、積極的な海外展開を図ってきており、本件の受注以外にも先般契約締結した上記PTT－EP社/Bongkot プロジェクト（タイ）をはじめ、Total社/SiSi NuBiプロジェクト（インドネシア　2005年9月12日付けNews Release参照）、PGN/サウススマトラ・ウエストジャワプロジェクト（インドネシア　2005年10月17日付けNews Release参照）等、大型石油・ガスプロジェクトを今年度、相次いで受注しております。

（参考）新日鐵海外石油・ガスプロジェクト対応拠点
　○タイ：TNS（Thai Nippon Steel Engineering & Construction）
　　　　　　　　　加工/エンジニアリング拠点（ヤード2箇所：15万m2、20万m2）
　○インドネシア：①NISCONI（P.T.Nippon Steel Construction Indonesia）
　　　　　　　　　プロジェクトマネジメント、エンジニアリング拠点
　　　　　　　　②NS-BATAM（P.T.Nippon Steel Batam Offshore Service）　　　　　　　　
　 加工拠点（ヤード面積19万m2）
○ シンガポール：NSC Singapore offshore operation Dep.　
営業・海洋施工オペレーション拠点
○ マレーシア：Nippon Steel Construction Malaysia Sdn. Bhd.　
営業、プロジェクトマネジメント拠点
＜お問い合わせ先＞
新日鉄エンジニアリング（株）広報室　TEL０３－３２７５－６０３０