【愛・地球博で持続可能な未来を作る地球環境技術として当社リサイクル技術がダブル受賞】 「愛・地球賞-Global 100 Eco-Tech Awards」(主催;(財)2005年日本国際博覧会協会)

2005/09/02

当社は、「製鉄インフラを活用した使用済みタイヤのリサイクル」(広畑製鐵所)、及び「WARC方式―転炉法による使用済み自動車リサイクル」(当社八幡製鐵所、西日本オートリサイクル㈱)の2件のリサイクル技術により、「愛・地球賞-Global 100 Eco-Tech Awards」(主催;(財)2005年日本国際博覧会協会)をダブル受賞致しました(9月1日)。この「愛・地球賞-Global 100 Eco-Tech Awards」持続可能な未来をつくる100の地球環境技術は、愛知万博にふさわしいイベントのひとつとして、「持続可能な共生の実現に向けて利用・活用されている地球環境技術に関する情報を、「愛・地球博」から世界に発信するメッセージとすべく設けられたものです。
この賞は、地球環境問題の解決と人類・地球の持続可能性に「大きな貢献」をし、かつ21世紀の社会にふさわしい「新規性」と様々な社会で役立つ「普遍性」のある地球環境技術を、愛・地球博公式参加国および国際機関、博覧会参加各都道府県及び政令指定都市、学識経験者により構成される愛・地球賞審査員がノミネートし、愛・地球賞審査委員会により選考が行われたものです。

「製鉄プロセスを活用した使用済みタイヤのリサイクル」(広畑製鐵所)は、「製鐵プロセスである冷鉄源溶解法(SMP法)を利用して、使用済みタイヤに含まれるスチールコード、タンソ、ゴ等を余すことなく鉄鋼製品の原料・燃料として活用。外熱式ロータリーキルンを用い板ガス化リサイクル設備により、ガス、油、乾留カーボン、鉄ワイヤー、に熱分解する技術を組み合わせ、同一サイトで、我が国で年間100万トン発生する使用済みタイヤの12%をリサイクル可能にした」点が評価されたものです。
また、「WARC方式―転炉法による使用済み自動車リサイクル」(八幡製鐵所、西日本オートリサイクル㈱)は、「廃自動車のリユース可能部品を回収(販売)し、その後、WARC方式と呼ばれる解体・分別ラインにより高速かつ徹底的な分別を行、転炉法と組み合わせることで、リサイクル率99%を達成した」点が評価されたものです。
両技術とも、「地球環境問題の解決、人類および地球の持続可能性への貢献度」、「21世紀の社会にふさわしい新規性」、「様々な社会で役立つ普遍性」の3つの観点から総合評価され、「資源の有効利用・リサイクルのための技術」として、評価され、受賞したものです。

(財)2005年日本国際博覧会協会等のホームページをご参照ください。
「愛・地球賞-Global 100 Eco-Tech Awards」
持続可能な未来をつくる100の地球環境技術を選定!
http://www.expo2005.or.jp/jp/N0/N2/N2.6/N2.6.166/
http://www.nikkei.co.jp/expo2005/ai_chikyu.html

 問い合わせ先 : 03-3275-6099


このページの上部へ

ここからフッター情報です