新日鉄、AMCI社保有の豪州炭鉱権益取得及び原料炭長期引取り契約の発効について

2005/06/16

 新日本製鐵株式会社(社長:三村明夫)は、AMCI社(本社 米国・コネティカット州、社長:ハンス・メンデ)が保有する豪州原料炭炭鉱カーボロ・ダウンズ及びグレニス・クリークの権益(それぞれ5%)を取得致しました。また、それに伴い、AMCI社との間で締結した両炭鉱から産出される原料炭に関する長期引取契約(10年間、総量約1200万トン)が発効することとなりました。これは、先立って両者間で締結した基本合意に基づくものであります。
 豪州クイーンズランド州のカーボロ・ダウンズ炭鉱では、2006年より出炭を開始し、徐々に生産規模を拡大することが計画されております。また、豪州ニュー・サウス・ウェールズ州のグレニス・クリーク炭鉱では、現在、170万トン/年体制で操業しておりますが、これをフル生産時で280万トン/年体制へ拡張することが計画されております。
 当社は、両炭鉱の開発・拡張に参画しこれを支援することが、原料炭市場の安定化に資すると考えるとともに、長期引取契約が当社主原料調達の一層の安定化に繋がるものと確信しております。
 なお、権益取得、開発投資については、当社豪州新日鉄の関係会社を通じて行います。
 また、JFEグループ(JFEスチール株式会社及びJFE商事株式会社)、韓国POSCO社もそれぞれAMCI社との間において、同様の権益取得に至っております。

 お問い合わせ先 : 広報センター 鈴木 03-3275-5021

                           以 上


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