フィリピン共和国ルソン島中部高速道路建設工事起工式実施について

2005/04/05

新日本製鐵株式会社(社長 三村明夫)は、株式会社間組、大成建設株式会社との共同企業体によりフィリピン共和国ルソン島において高速道路建設工事請負契約を締結し、2005年4月4日、元米国クラーク空軍基地内の工事予定地において、両国首脳出席のもと起工式を執り行いました。

本プロジェクトは、国際協力銀行による融資を受けた基地転換開発公社(元米軍基地を民間に転用する実施機関)が実施する特別円借款事業で、中部ルソン地域においてスービック~クラーク~タルラック間を結ぶ往復4車線、総延長約90Kmの有料高速道路を建設するものです。本プロジェクトは、中部ルソン地域における人的・物的交流の促進、地域経済社会の振興・活性化、また日系企業の更なる誘致に貢献すると共に、同地域の活性化によるマニラ首都圏の一極集中緩和の実現に寄与すると期待されております。

株式会社間組、大成建設株式会社、新日本製鐵株式会社共同企業体は、クラーク~タルラック間延長約42Km区間の建設工事を実施いたします。当社はその内の鋼製橋梁の製作・施工を担当いたします。 

【工事概要】

○工事名: Subic-Clark-Tarlac Expressway Project, Package 2: Clark-Tarlace ○○Section
(スービック~クラーク~タルラック高速道路第2工区クラーク~タルラック間)
○発注者: Bases Conversion and Development Authority 
(フィリピン国基地転換開発公社)
○工事場所: フィリピン共和国ルソン島中部パンパンガ州及びタルラック州
○工期: 自 2005年4月 至 2007年7月(予定)
○請負者: 間組・大成建設・新日本製鐵共同企業体
○請負金: 総額約 162億円
○工事内容: 高速道路片側2車線往復4車線、延長約42Km
大橋梁1橋、小橋梁8橋(鋼製5橋、PC桁橋3橋)
インターチェンジ5ヶ所、アンダーパス8ヶ所



お問い合わせ先
新日鉄エンジニアリング(株)広報室 TEL03-3275-6030


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