『鉄と鉄鋼がわかる本』 を発刊
2004/11/08
新日鉄では、この度、当社の「モノづくりの原点」をわかりやすく紹介した『鉄と鉄鋼がわかる本』(新日本製鉄編著)を発行いたしました。これは、日本実業出版社が発行する「Visual Engineering図解○○がわかる」シリーズの一環です。
(1)好評シリーズ「モノづくりの原点-科学の世界」を一冊の本に
新日鉄の営業PR誌『ニッポン・スチール・マンスリー』に2003年5月から連載中の「モノづくりの原点-科学の世界」シリーズ。このシリーズは、当社の競争力の源泉である優れた技術力を、「科学」の視点から誰にでもわかるように、かつレベルを落とさず解き明かすことを目的とした読み物企画です。「鉄づくりがわかりやすく理解できる」「鉄に関わる技術の裾野の広さがわかる」とユーザーをはじめ社内外で好評で、新人研修などでも活用される、好評シリーズとなりました。このたび、本シリーズをまとめ、『鉄と鉄鋼がわかる本』として出版しました。
(2)「鉄の魅力」がぎっしりつまっています
「鉄づくりの原点」を科学の視点から探り、最先端の鉄づくりの面白さの「エッセンス」を、以下の構成で紹介しています。
●第1章:宇宙からの恵である鉄の「生い立ち」「魅力」「広がり」を探る
●第2章:天然資源の鉄鉱石から鉄を生み出す高温下のダイナミックな化学反応「製銑」
●第3章:実用に適した強靭な鋼を生み出す、介在物との戦い「製鋼」
●第4章:硬い鋼を薄く延ばす熱間圧延工程の「塑性加工技術」
●第5章:鉄と鉄をつなぐ「接合技術」の世界、溶接も溶断も容易な鉄の魅力
●第6章:自動車用鋼板の世界にスポットを当てた「軟らかくて強い鉄への挑戦」、永遠のテーマ「錆との戦い」
●第7章:「鉄に夢を」をテーマに、さまざまな分野で鉄に関わる6名の方々からの
メッセージ
(3)概要
本書の監修は、新日本製鐵株式會社技術開発本部の顧問をつとめた奥野嘉雄、菊間敏夫、百合岡信孝各氏、そして松宮徹(当社フェロー)、山崎一正(技術開発企画部部長)、宮坂明博(表面処理研究部長)があたりました。また、難しくなりがちな内容を、わかりやすいビジュアルで表現しています。
1)発 行 :2004年11月 編集者/新日本製鉄 発行者/日本実業出版社
2)仕 様:A5並製 176ページ オールカラー(同シリーズ初)
3)定 価:1890円(税込み)
4)購入方法
11/10頃より全国主要書店に配本されますので、最寄りの書店でお買い求めください。
○お問い合わせ先:新日本製鉄(株)総務部広報センター マネジャー 深澤 長井
℡ 03-3275-5016