新日鐵、BHPビリトン社と戦略的提携検討で合意

2004/11/05

 新日本製鐵株式会社とBHP Billiton社は、この度、①鉄鉱石・原料炭・マンガン等の新規鉱区の開発、既存鉱区の拡張等に関する共同事業化、②海上輸送におけるコンビネーション輸送(共同配船)を通じた協力、および③鉄鉱石・原料炭使用に関する共同研究の充実・強化の可能性など戦略的提携の検討を行うことについて、基本合意いたしました。

 両社は、これまで長年に亘る取引を通じて強固な信頼関係を築いて参りましたが、今般、近年の鉄鋼原料貿易を取り巻く大きな環境変化を踏まえ、将来の更なる協力関係と相互利益の実現を図ることを目的として、本合意にいたりました。

 今後、両社は、ワーキングチームを作り、対象プロジェクト・検討テーマの選定を行いますが、新規鉱区の開発・既存鉱区の拡張に関する協力の可能性についても検討することとしております。

 なお、今回の提携検討開始に先立ち、既に両社は、海上輸送において、新日鐵の子会社である日鉄海運(株)の船舶を活用した下記内容の太平洋・大西洋間のコンビネーション輸送について合意しております。


<合意内容>
1.契約開始  2005年前半
2.積荷/荷主  往航(東豪州石炭→欧州)/BHP Billiton
         復航(主にブラジル鉄鉱石→日本)/新日鐵
3.使用船舶   T.B.N.(日鉄海運保有船NSS BONANZA(17万tバルカー)等)

問い合わせ先 広報センター ℡03-3275-5023


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