新日鉄とリオドセ社との鉄鉱石長期契約に関する基本合意について

2004/05/17

基本合意にサインする両社社長(ブラジルにて)

新日本製鐵株式会社(社長:三村 明夫)は、リオドセ社(Companhia Vale do Rio Doce、本社リオ・デ・ジャネイロ、社長:ホジェール・アニエリ)との間でリオドセ鉄鉱石の10年間、総量7千万tの長期契約の締結について、下記を内容とする基本合意に達しました。
今後、詳細条件を詰め、正式契約を締結する予定です。

当社は、これまで長年に亘り、リオドセ社をはじめ、各サプライヤーと強固な関係を築いて参りました。
リオドセ社は、世界最大の鉄鉱石会社であり、中国を中心とした旺盛な需要に伴う世界的な鉄鉱石の需給逼迫に対応するため、鋭意ブラジルにおける鉄鉱石鉱山開発・拡張を進めております。
当社としては、有力鉄鉱石サプライヤーであるリオドセ社との長期契約を通じて、中長期的に安定的な原料調達を確保すると共に、同社との更なる関係強化が図られるものと期待しております。

なお、当社は本長期契約とは別にリオドセ社とニブラスコペレット2百万t/年の5年契約、MBR社と2百万t/年の3年契約を締結しており、ブラジル全体では約11百万t/年の鉄鉱石・ペレットを購入しております。

〔基本合意の内容〕
【期間】
2005年度~2014年度(10年間)

【数量】
7百万t/年 (総量7千万t)
イタビラ鉱  3百万t/年
カラジャス鉱 4百万t/年

注:イタビラ鉱については現行2000年度~2004年度 5ヵ年契約の後継契約として、
カラジャス鉱については現行2001年度~2007年度 7ヵ年契約の後継契約として合意。

【正式契約のスケジュール】
今回の基本合意に基づき2004年6月を目処に正式契約を締結予定。
以 上
 
連絡先 広報センター 03-3275-5021


このページの上部へ

ここからフッター情報です