韓国初のガス化溶融炉プロジェクトに新日鉄方式採用決定

2004/01/19

新日本製鐵(社長 三村明夫)は一昨年、韓国POSCO(会長 李 亀澤)のエンジニアリング子会社であるPOSCO E&C社(社長 高 学峰)にごみ直接溶融炉技術をライセンス供与しましたが、この度POSCO E&C社は韓国初のガス化溶融炉商談である、ヤンサン市ごみ処理施設建設工事プロジェクト(施設規模200t/日)にて実施設計適格者に選定されました。実質的な受注に相当するものであり、本年4月末ごろに正式契約になる運びです。完成は2006年秋ごろの予定です。

同事業には日本および欧州の最新ごみ処理技術を技術導入した企業が応募しました。今回の結果は、ガス化溶融炉では世界最多の稼動実績を誇る弊社のシャフト式ガス化溶融炉の信頼性と、製鉄技術を通し溶融処理や環境対策に精通しているPOSCO E&C社の技術対応力が高く評価されたものです。韓国では今後ガス化溶融炉の商談が増加する見込みであり、弊社はPOSCO E&C社の事業展開を積極的にバックアップしていくとともに、今回の受注を大きな足がかりとしてアジア、欧州などへの環境ビジネス展開をさらに進展させていく考えです。

お問い合わせ先 新日鉄エンジニアリング(株)広報室 TEL03-3275-6030


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