ニッテツスーパーフレーム工法による３階建耐火建築物用部材及び設計法を発売

◇新日本製鐵株式會社（社長　三村明夫）は、ニッテツスーパーフレーム工法として３階建て耐火建築物の建設を可能とする設計法及び部材を開発し、平成１６年１月７日より販売開始致します。


◇ニッテツスーパーフレーム工法とは、２．３ｍｍ未満の構造用亜鉛めっき鋼板を用いた薄板軽量形鋼造いわゆるスチールハウス工法ですが、当社の独自技術に裏打ちされた高性能でコストパフォーマンスに優れた低層建築最新工法です。


◇今回の商品開発・販売にあたっては、ニチハ株式会社（社長　吉田哲郎）と構造用耐力壁（壁パネル）及び床版（床パネル）の共同研究開発を実施し
○ 屋根・外壁・内壁・床の耐火構造について国土交通大臣認定
○ ３階建て建築物を可能とする構造設計法について財団法人日本建築センター評定
を取得致しました。
同認定・評定を活用することで「薄板軽量形鋼造による３階建て以下の耐火建築物」の
建設が可能となります。


◇スチールハウスはここ数年「快適性・省エネルギー性」を旗印に２階建て住宅を中心に大きな成長を遂げて参りました。
当社は今般更に、大都市圏を中心とした住宅密集地における建て替え・都市再生のニーズ、高齢化を背景としたグループホームなどの老健施設の増加、都市型の店舗、など耐火構造及び３階建て建築が求められる成長市場に焦点をあて、これまでの主流構造であるＲＣ・在来鉄骨構造に対し、「短工期」「低コスト」でありかつ「外張り断熱通気工法により快適で省エネルギー性」に優れた商品（設計法及び部材）を開発・販売するに至りました。これによりニッテツスーパーフレーム工法は日本の低層系建築市場において画期的な構造工法となり、必ずやお客様のお役に立てるものと確信致します。


◇尚当社は、躯体施工に必要な部材を販売する一方、お客様から構造設計を受注し、建築確認申請用として「耐火構造認定」及び「３階建て建築物構造設計法評定」の写しをご提供させていただきます。


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