スタンパッケージ『鉄骨高床式配送センター編』の発売について

2003/05/23

新日本製鐵株式会社(社長 三村明夫)は、この度、システム建築の主力商品スタンパッケージを配送センター向けに商品化し、本格的な受注活動を開始しました。
                
当社のシステム建築は、その構成部材(基礎・鉄骨・屋根・壁・建具)を標準化し、建築生産プロセス(営業・設計・生産・施工)をシステム化することにより、お客様の求める建築物を、より早く、より安く、安定した品質で提供しようという、在来建築とは異なった建築手法を目指すものです。
お蔭様でその主力商品「スタンパッケージ」は、昭和47年以来、工場・倉庫・店舗等を中心に全国で幅広く採用されてきました。

近年、建設投資が低迷する中にあって、多くの企業において物流合理化の観点から、最適立地での物流拠点整備の動きが活発化してきています。こうした背景を踏まえ、当社は、従来 鉄筋コンクリートで作られてきた基礎梁を鉄骨梁として地上化した新しい鉄骨構造システムを開発し、『スタンパッケージ/鉄骨高床式配送センター編』として、低コスト・短工期・高品質な配送センターの建築を提案いたします。
  
具体的なメリットとして、
[1]従来の鉄筋コンクリート基礎に比べ、基礎の鉄骨化により躯体重量が半分以下となり杭工事費が削減され、躯体トータルの低コスト化を実現します。
[2]工期に与える影響の大きい土工事/鉄筋コンクリート工事を大幅に削減することで、短工期を実現します。
[3]さらに構造床の採用により、土間コンクリートに比べ、沈下によるひび割れの心配がなく、またコンクリートに比べた鋼材の品質安定性により、高い信頼性を確保できます。

今回の新商品は、「より早く、より安く、安定した品質で」というシステム建築の理念を特定用途向けに実現した商品として、システム建築の拡販に大きく寄与するものと期待しています。
  

(問い合わせ先) 新日鉄エンジニアリング(株)広報室 TEL03-3275-6030


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