中国/無錫東元電機有限公司への出資

2002/10/26

東元電機股分有限公司(本社:台北市、董事長:黄 茂雄)、中国鋼鐵股分有限公司(中国鋼鉄、本社:高雄市、董事長:郭 炎土)、新日本製鐵株式会社(新日鉄、社長:千速 晃)伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社(社長:岡崎誠之助)、住友商事株式会社(社長:岡 素之)は、10月26日台北市において、中国無錫で大・中型モーターの製造・販売を行う「無錫東元電機有限公司」に共同出資することにつき、基本的合意に達しました。

「無錫東元電機有限公司」への出資総額は約2千万米ドルで、出資比率は東元電機が70%、中国鋼鉄と新日鉄が10%ずつ、伊藤忠丸紅鉄鋼が7%、住友商事が3%を予定しております。
「無錫東元電機有限公司」は、2003年3月にモーターの本格生産を開始し、3年後の売上高は約1億米ドル、5年後は約3億米ドルを計画しております。

当社は、従来より東元電機の台湾における重電モーター製造の原材料である電磁鋼板の供給を行ってきましたが、「無錫東元電機有限公司」に対しても台湾同様の材料・技術両面でのサポートを行うことにより、東元電機の中国モーター製造市場への進出を支援します。

東元電機について:
東元電機は1956年3月に設立され、初期はモーターを製造した。その後、重電、家電、情報、通信、電子、重要部品、基地工事建設、金融投資およびレストラン等多角経営の集団となった。台湾高速鉄道プロジェクトにも参加している。1973年台湾証券交易所に上場。現在の従業員数は1万人以上、台湾のみならずアジア、アメリカ大陸、欧州にビジネスを拡大し、グローバルクラスの企業となった。
2001年度の東元電機のグローバル売上高は1000億新台湾ドルに達した。
www.teco.com.tw
以  上



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