新日鉄とＡＫスチール社との電磁鋼板分野における技術協力関係の拡大

新日本製鐵株式会社（社長：千速　晃、以下”新日鉄”）とＡＫスチール社（会長：リチャード・ワードロップ、以下”ＡＫ”）は、電磁鋼板分野（方向性電磁鋼板および無方向性電磁鋼板）において従来からの技術協力関係の拡大を検討することで合意し、その具体的な協力項目の協議を開始致しました。

新日鉄とＡＫとは、ＡＫの前身であるアームコ時代も含めて、電磁鋼板分野において５０年以上に渡って相互にライセンス供与を行う等、長年にわたり技術交流を続けてまいりました。

両社は電磁鋼板分野において、現下の経営環境に適応するために、限られた経営資源の効率的な活用によるコスト削減と研究開発力の向上を狙いとし、従来の協力関係に加え、製造技術の開発・新商品開発を含む、技術協力範囲の拡大及び共同研究の可能性等も検討していくことと致しました。

世界規模で省エネルギーの重要性が高まる中、両社はますます厳しくなる素材への改善要求に応えることにより、電磁鋼板の需要分野である変圧器業界や回転機業界での製品のエネルギー効率を高め、需要家ニーズおよび地球環境に対し一層貢献していく所存です。


以上

連絡先　新日本製鐵株式会社　秘書部広報センター　　菅家　03-3275-5021