神戸製鋼所殿向けスラブ連鋳設備用モールド電磁攪拌装置の受注

2002/02/28

新日本製鐵株式会社(社長 千速 晃)プラント事業部は、平成13年12月に神戸製鋼所加古川製鉄所殿向け3号スラブ連続鋳造設備用モールド電磁攪拌装置(M-EMS)一式を受注しました。
神戸製鋼所は、新日鐵型 M-EMSを稼働中の3号スラブ連続鋳造設備に導入することで、品質向上及び鋳片の歩留向上を図ります。

 M-EMSは、モールド内の溶鋼に対して電磁コイルにて移動磁界を作用させ、電磁力により溶鋼を攪拌する装置です。
 新日鐵型M-EMSは、モールド内湯面直下の溶鋼に他社型より強い旋回流を発生させることで、気泡や介在物を低減し、鋳片の品質向上で大きな効果が得られます。

今回受注したスラブ用M-EMSは、新日鐵の各製鉄所に導入済みであり、神戸製鋼所としては、加古川製鉄所殿向け4号スラブ連続鋳造設備(平成12年稼働)に引き続き2機目の導入となります。
 また海外でも、平成13年に台湾中国鋼鉄向け2号スラブ連続鋳造設備用に納入済みであり、引き続き国内外にて、積極的に拡販していきます。



お問い合わせ先 新日鉄エンジニアリング(株)広報室 TEL03-3275-6030


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