POSCOより浦項製鉄所向けスラブ用加熱炉を受注
2001/03/14
平成13年3月14日 新日本製鐵株式會社 |
POSCOより浦項製鉄所向けスラブ用加熱炉を受注 |
新日本製鐵株式会社(社長 千速晃)プラント事業部は、伊藤忠商事株式会社(社長 丹羽宇一郎)と共同で、韓国の浦項綜合製鉄株式会社(POSCO:劉常夫会長)からスラブ用加熱炉設備を受注しました。 当社は基本設計と主要機器の供給を担当し、韓国内調達品はPOSCOのエンジニアリング子会社であるPOSCO開発株式会社(POSEC:朴得杓会長)が供給します。設備の稼働は2003年4月を予定しています。 当設備は加熱能力240t/hの切替式蓄熱バーナー(リジェネバーナー)式スラブ用大型加熱炉で、POSCOのスラブ用大型加熱炉としては、初めてのリジェネバーナーシステムの導入となります。リジェネバーナーシステムとは蓄熱器を保有する一対のバーナーで交互に燃焼、排気を行い、排ガス顕熱を有効利用して高温の予熱空気が得られる燃焼方式で、燃料原単位の向上、低NOx化等の環境対策の面で非常に優れています。 当社はリジェネバーナーを使用した最適燃焼制御システムを独自に開発し、トータルシステムとして最適な機能を発揮する加熱炉を実機化しています。 当社プラント事業部は、日本国内外で、合計72基の加熱炉建設実績を有し、国内のスラブ・ブルーム用大型リジェネバーナー式加熱炉では、10基以上の豊富な納入実績があります。今回の商談では、これらの納入実績とそれに基づく技術的信頼性が高く評価され、当社が受注しました。 |
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