コークス炉化学原料化法によるプラスチックリサイクル認知度向上のための特設サイト 「発見!製鉄所のプラスチックリサイクル」を開設

2016/10/03

新日鐵住金株式会社

コークス炉化学原料化法によるプラスチックリサイクル認知度向上のための特設サイト
「発見!製鉄所のプラスチックリサイクル」を開設

 
 新日鐵住金株式会社(以下、新日鉄住金)は、2016年9月30日に、コークス炉化学原料化法による容器包装プラスチックリサイクルの認知度向上のための特設サイト「発見!製鉄所のプラスチックリサイクル」を開設しました。
    サイトURL: https://www.nipponsteel.com/csr/plastic-recycle/

  新日鉄住金が行っているコークス炉化学原料化法は、分別回収された容器包装プラスチックを製鉄所で事前処理を行った上でコークス炉で無酸素状態で熱分解し、炭化水素油(40%)、コークス(20%)、コークス炉ガス(40%)に100%再資源化するリサイクル法です。再資源化した炭化水素油はグループの化学工場等でプラスチック原料等に再生し、コークスは製鉄原料として、コークス炉ガスは製鉄所内のエネルギーとして直接利用しています。製鉄所の既存設備を活用してプラスチックを燃やさずに高温で化学分解するため、有害物質の残留もなく、効率性や安全性、CO2の面で非常に優れたリサイクル手法です。

 新日鉄住金は、容器包装リサイクル法が施行された2000年より本リサイクルに取り組んでいます。現在は国内7箇所の製鉄所で、全国で回収される容器包装プラスチックの約3割にあたる年間約20万トンを処理しています。2000年度から2015年度までの累計処理量は約250万トンで、CO2排出削減効果は約800万トンに上ります。これは、東京都約4個分の面積にスギを植林した場合の1年間のCO2吸収量に相当します。

  新日鉄住金では、こうした優れたリサイクル手法を広く認知していただくことで、リサイクル意識を喚起し、容器包装プラスチックの回収率を向上し、循環型社会の形成に広く貢献することを目的として、2000年より同リサイクル手法を導入している君津製鉄所をモデルとした「発見!製鉄所のプラスチックリサイクル」を開設しました。

 動画やアニメーションでリサイクル工程をバーチャルに体験できる「進め!プラスチックリサイクル」、リサイクルの効果をデータで紹介する「数字でわかる!プラスチックリサイクル」、本リサイクルの概要をやさしく解説した「絵本でわかる プラスチックと君津製鉄所」の3つのカテゴリーからなります。大人の方を対象にした充実したコンテンツとともに、絵本風のキャラクターを多用したコンテンツも取り揃え、様々な年代の方に、楽しみながらプラスチックリサイクルについて学んでいただける内容としています。また、同サイトは今後さらにコンテンツを拡張の予定です。
 
 新日鉄住金は、今後もコークス炉化学原料化法によるリサイクルに積極的に取り組むとともに、それを多くの皆さまに認知いただく取り組みを通じて、省エネ・CO2削減、循環型社会の形成に貢献していきます。


特設サイト「発見!製鉄所のプラスチックリサイクル」 トップ画面




「絵本でわかる プラスチックと君津製鉄所」




お問い合わせ先:総務部広報センター 03-6867-2135

以 上








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