環境への取り組み
当社グループは、企業理念に掲げる「優れた製品・サービスの提供を通じて社会の発展に貢献する」という理念のもと、「3つのエコ(エコプロセス・エコプロダクツ®・エコソリューション)と革新的技術開発」を通じて、気候変動への対応、循環型社会の構築、環境リスクマネジメントの推進、生物多様性の保全等の課題解決に向けた取り組みを進めています。
日本製鉄は、気候変動を人類の存続に影響を与える重要な課題と認識しています。
また、気候変動の悪化は当社の事業環境および業績にも深刻な影響を与える可能性があります。当社は持続的に事業を行うため、製造・運輸・民生部門などサプライチェーン全体での省エネルギーとCO2排出量削減およびエネルギー効率の改善により、気候変動の影響軽減に努めます。
日本製鉄は脱炭素社会に向けた取り組みにおいて、引き続き世界の鉄鋼業をリードするべく、独自の新たな対策として「日本製鉄カーボンニュートラルビジョン2050」を掲げ、経営の最重要課題として諸対策を検討・実行しています。
粗鋼生産量(万トン/年)
※1 グループの数値は、日本製鉄および関連電炉(大阪製鉄、山陽特殊鋼、日鉄ステンレス、王子製鉄、東海特殊鋼、日鉄スチール、東京鋼鐵、Ovako、Mahindra Sanyo、Standard Steel)、並びに日本コークス工業およびサンソセンター3社の合計
※2 暫定値:2022年度の購入電力1単位あたりに含まれるCO2の量を2021年度と同じとした場合の数値