トヨタグループが「防災・危機管理岩手現地研修」で釜石製鉄所を訪問

2017/11/21






 
 11月14日に、トヨタ自動車㈱およびトヨタグループ7社が実施した「防災・危機管理岩手現地研修」に参加した25名が、新日鉄住金㈱釜石製鉄所を訪問され、当所より東日本大震災後の復旧に向けた取組や、その過程における地域との連携についてご説明し、意見交換を行いました。
 研修参加者は、主にトヨタグループ各社における緊急災害対策組織の事務局メンバーで構成されており、平時には各社における防災・減災対策の推進や、各種防災訓練、防災への意識を高める啓発活動等を企画・実施されております。今回の研修は、東海地区にて発生が想定される南海トラフ巨大地震への備えとして、釜石製鉄所が得た震災の教訓や、地域連携の大切さ等の具体的な事例を学び、防災担当者としての見識を深める目的で実施されました。
 研修参加者からは、「自分達でゼロから考えることのできない実体験に基づく内容であった」「地域との連携が具体的に分かり感銘した。是非参考にしたい」といった声が聞かれ、今後のトヨタグループにおける具体的施策に反映したいとの意見が多数上がりました。
 自動車向けの特殊鋼線材を製造する釜石製鉄所とトヨタグループは、双方にとって重要なパートナー関係にあり、今回の研修を通じて、両社のBCP施策がさらに深みを見せ、非常時においても揺るぎないサプライチェーンの実現に繋がることが期待されます。



釜石製鉄所防災担当の説明を聞く参加者 


震災当日の状況を説明する釜石製鉄所防災担当



お問い合わせ先:総務部総務室 0193-24-2332

以 上






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