12/4 4年連続で地元小学校へ「たたら製鉄」出前実演

2009/12/11

「トン、トン、トン」と鍛冶屋体験

ケラ出しの瞬間、子供たちから拍手が起こった

 ”鉄の町”の子供たちに鉄づくりの魅力をと、当所は近隣の姫路市立広畑小学校で、12月4日、4年連続で「たたら製鉄」の出前実演を行いました。

 これに先立ち12月2日、同小5年生77名は当所近隣の新舞子浜で砂鉄採取を体験。子供たちは夢中になって磁石で砂鉄を集め、中にはカメラのフィルムケース1本分も集めた子もいました。

 12月4日は、当所でたたら製鉄や近代製鉄について学んだ後、熱延ラインを見学し、その迫力に「すっごい」と驚いていました。

 引き続き、同小運動場で模擬炉の組み立てや熱した鉄片をハンマーでたたく”鍛冶屋さん”を体験。今回初めての試みとして、各自がたたいて薄くなった鉄片を全員にプレゼントしました。

 午後は、当所たたらプロジェクト(新入社員含む)約20人によるたたら製鉄を見学しました。
 所員がたたら炉からケラ(鉄の塊)を取り出すと、子供たちから歓声と拍手が起こり、「楽しかったです。製鉄所の皆さん、ありがとうございました」と喜んでいただけたようです。


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