ニュース
- 2025/03/10 日本製鉄が化学工業・ボイラ用鋼管で環境ラベルプログラム「SuMPO EPD」認証を取得
- 2025/02/18 水素社会実現のための専門展 H2 & FC EXPO【春】2025に出展 ~ 高圧水素用HRX-19と液化水素用HYDLIQUIDを紹介 ~
- 2025/01/30 シンガポール最大級の鋼管問屋 HUPSTEEL社での日本製鉄のグリーンスチール「NSCarbolex Neutral」採用について
- 2024/10/30 中東のエネルギー関連展示会ADIPEC・ジャパンパビリオンに出展
- 2024/10/18 高機能素材Week東京展「第4回サステナブルマテリアル展」に出展
- 2024/10/07 日本製鉄が熱押形鋼で環境ラベルプログラム「SuMPO EPD(旧エコリーフ)」認証を取得
- 2024/07/10 AkerBP と油井管の長期供給契約を更新 ~油井管の安定供給を通して戦略的パートナーシップを強化~
- 2024/07/03 エクイノールと油井管の長期供給契約を更新 ~油井管の安定供給を通して戦略的パートナーシップを強化~
- 2024/06/14 カタール国/ブルーアンモニア製造プラント建設プロジェクトに使用されるCCS向けで高合金シームレス油井管受注とグリーンスチール「NSCarbolex Neutral」の採用が決定
- 2024/04/23 米国のエネルギー向け展示会OTCに出展
- 2024/04/11 2024 AMPP Fellow Honor Awardの受賞について ~世界130の国と地域の54,000名以上が加入する米国「材料腐食防食協会」より受賞~
- 2024/02/27 H2 & FC EXPO水素燃料電池展【春】2024に出展高圧水素用HRX-19と液化水素用HYDLIQUIDを紹介
- 2023/09/28 85 Degrees RenewablesおよびITECO社のオランダ地熱開発井に日本製鉄が提供する低CO2鋼材「NSCarbolex Neutral」の採用が決定
- 2023/09/27 「第10回高機能金属展」に出展
- 2022/03/11 第18回国際水素・燃料電池展FC EXPO【春】に出展
- 2020/04/28 シェルよりサプライヤーアワードを受賞
- 2019/02/19
日本製鋼所と高圧昭和ボンベ、新日鉄住金の3社、水素ステーション用の
鋼製蓄圧器の新型を共同開発し、商業生産開始 - 2018/11/27 幕張メッセで開催される「第5回高機能金属展」に出展
- 2018/11/27
薄肉化した高強度鋼管を用いた新AGF工法を開発
~ 不安定な岩盤におけるトンネル掘削作業の負荷を軽減し、生産性を向上 ~ - 2018/11/12 中東のエネルギー向け展示会ADIPECに出展
- 2018/07/30 BPオマーンとの戦略的パートナーシップ継続について
- 2018/07/26 環境配慮型油井管用ねじ継手「CLEANWELL®DRY」の新製品発売 環境規制の最も厳しい北海地域での使用開始
構造用鋼管
近年、自然災害を踏まえた防災需要、設備の老朽化に伴う更新需要等を背景とする社会インフラの再構築ニーズが高まるとともに、併せてこの分野で使用される鋼管について高強度、高耐食性、高付着力、意匠性等、多くの機能が求められるに至っています。
当社は、上記のニーズに対応すべく、長年培った製造技術とともに鋼管の利用技術を加えて、優れた特性を備えた鋼管を開発・製造・販売しています。
同時に、多様なニーズに合ったソリューション提案により、お客様にとっての使用価値向上に取り組んで参ります。
高強度シリーズ
高強度の鋼材の使用により、板厚を薄くでき、構造物の軽量化が図れます。またこれに付随して運搬・架設の効率化、薄肉化による加工・溶接の効率化などのメリットが得られます。
STK540
引張強さ540N/mm2以上の高強度の鋼材を利用することで、板厚を薄くでき、 構造物の軽量化が図れます。
用途例
支柱、電車線柱、複合柱
STKT590
主に送電鉄塔に用いる高強度めっき用鋼管で、鉄塔のみならず柱状構造や橋梁等の溶融亜鉛めっきを施す構造物で高張力化を図る場合に最適です。
用途例
- 送電鉄塔
- STマイクロパイル用鋼管
STマイクロパイル工法は、グラウト材を加圧注入し、節突起を設け付着性能を向上させた高張力鋼管と合成させる小口径場所打ち杭です。
地盤条件・施工条件に応じて、パッカー装置を用いてセメントミルクを加圧注入するタイプⅠと、高圧噴射式地盤改良(GTM)併用のタイプⅡが選定でき、自由度の高い設計・施工が可能です。

高耐食シリーズ
海浜部メンテナンスの塩害・排気ガス等の影響により、耐食性の観点からの必要性の高まりが見られます。併せて、鋼構造物のメンテナンス負荷軽減への要求が高まっているなか、当社は様々な商品を取り揃えています。
NSタフガルバ®
- NSタフガルバ®とは新日鉄住金と興和工業所が共同で研究開発した高耐食性めっきを施した防食鋼管です。
- 鋼管の内外面に溶融亜鉛アルミニウムで合金めっきを施します。(5%アルミニウム、1%マグネシウム添加)
特長
- 内外面に溶融亜鉛アルミニウムで合金めっきを施すことにより耐食性に優れ、一般の亜鉛めっきの約3~6倍の耐食性があり、ライフサイクルコストが優れます。
- 鋼管にめっきを施しながらも、塗装性に優れています。
- 納期:基本3ヶ月(加工によっては+α)
※ 都度、要確認のこと

採用事例
北陸新幹線(糸魚川)のスリップジョイント電車線柱にてNSタフガルバ®が採用。

高耐候性鋼管
耐候性鋼は、初期は普通鋼と同様に錆が発生しますが、年月の経過とともにその錆の一部が緻密で母材に密着した錆となり、鋼材表面を保護し錆の進展が時間の経過とともに次第に抑制されます。
採用事例
当社耐候性鋼管が採用された、ゴルフ練習場の支柱

意匠性シリーズ
意匠性や施工性などが求められる照明柱、電車線柱などに使用される鋼管(テーパー鋼管・電車線柱用鋼管)を製造・販売しています。
テーパー鋼管
主に照明柱用に用いられるテーパーのついた鋼管です。ERWを600℃~700℃に加熱した状態でテーパー形状に成形するため、従来の製造法に比べ優位性があります。また、照明柱として使用する場合に問題となる基部の疲労強度を大幅に改善する技術を備えています。
特長
- 鋼管形状の自由度が高い(鋼管内でのテーパー率の変更〔曲線も可〕、段付、鋼管内での肉厚変化)
- 鋼管の縦溶接の信頼性が高い(全肉厚接合)
- 寸法精度(外径、真円度)が高い
- U字リブ
- 補強リブへの応力集中を緩和、疲労寿命が大幅に向上。高架上の照明柱など実績多。

電車線柱用鋼管
当社の構造用鋼管は電車線柱用としても使用されます。新設・リプレイスのいづれにも適した性能を有しており、北陸新幹線の電車線柱にも採用されています。
特長
- 規格
- STK540材を使用
- オプション
-
- NSタフガルバ®(SGめっき)
髙耐食メッキを施した電車線柱で沿岸部等での耐食性能を有しています。 - スリップジョイント(ヨシモトポール株式会社)
組立型鋼管を採用した製品で、鋼管の特性を生かし、より良い施工性を実現しています。 - スリップジョイント式NSタフガルバ®(SGめっき)
電車線柱はヨシモトポール(株)・(株)興和工業所・新日鉄住金(株)の3社による共同特許出願済。
- NSタフガルバ®(SGめっき)


カタログ
日本製鉄グループの構造用鋼管(高機能商品群) (10.36MB)

- はじめに
- 商品群
- 製品用途マップ
- お問合せ先
- 高付着力シリーズ
- NS-SUPERGRIP®(段付鋼管)
- NS-SUPERGRIP®(ディンプル鋼管)
- デカノンフレーム工法®
- 高耐食シリーズ
- NSタフガルバ®
- スーパーダイマ®鋼管
- 耐候性鋼管
- 高強度シリーズ
- STK540
- STKT590
- 700N/mm2級
- その他(意匠性・施工性)
- テーパー鋼管
- 電車線柱用鋼管
- 熱押形鋼
- 異形管
- NSエコパイル®
- 継手紹介

- 商品名と商品規格
- 一般構造用鋼管
- NS-SUPERGRIP®(段付鋼管)
- NS-SUPERGRIP®(ディンプル鋼管)
- 建築構造用鋼管
- 高強度めっき用鋼管
- 耐候性鋼管
- ニッケル系高耐候性鋼管
- 縦縞鋼管
- テーパー鋼管
- 製造可能範囲・製品の表示
- 製造工程
- 鋼管寸法表
- 用途例

- 銑鋼一貫体制
- 鋼管製造設備と製造品種
- 製品概要(用途と規格)
- 日本製鉄の主な販売品規格
- 用途例
- 配管用鋼管
- 機械構造用鋼管
- 海洋構造物、一般構造用鋼管
- 鋼管杭・鋼管矢板
- 造船用鋼管
- プラント用鋼管
- ボイラ・熱交換器用鋼管
- 高圧水素用鋼管
- 化学工業用・原子力用鋼管
- 油井管・ラインパイプ
- 油井管・ラインパイプ(海外の事例)
- 製造工程
- 継目無鋼管(マンネスマン方式)
- 継目無鋼管(熱間押出法・熱間押抜法)
- 電気抵抗溶接鋼管
- 熱間仕上電気抵抗溶接(SW)鋼管
- アーク溶接鋼管
- 二次加工
- 日本製鉄の鋼管工場
お問い合わせ
製品に関するお問い合わせ
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